「原発問題」と「医療被ばく」は、根底でつながっている! 放射線は、原発から漏れば危険で、医療用なら安全というわけではなく、被ばく線量が同じなら、健康影響の種類と程度は同じです。 「国民総被ばく」の実態が白日の下に。
●日本には、世界の約3分の1のCT装置がある。
●日本は、検査被ばくによる発がん死亡率が世界一であると考えられる。
●乳房は諸臓器の中でも放射線による発がんリスクが高い。
●がんの早期発見のための検診や、がん術後の検査被ばく線量は、定期的であるが ゆえに増える。
●年齢が低いほど、放射線被ばくによる発がんリスクが高くなる。
●日本の医師が野放図に放射線検査を繰り返すには理由がある。
●最新式のCT装置ほど発がんリスクが高くなる。
健康と病気辞典
http://kenkoubyouki.com/?p=546
国内でがんにかかる人の3・2%は、医療機関での放射線診断による被ばくが原因の発がんと推定されることが、英・オックスフォード大グループが行った初の国際的な研究で明らかになった。
調査が行われた英米など15か国の中でも最も高かった。
CT(コンピューター断層撮影法)装置の普及などが背景とみられ、検査のあり方を巡り波紋を広げそうだ。
この研究は英国の医学誌「ランセット」で報告された。